【世界真光文明教団・崇教真光】〝幼稚な手かざしで除霊強迫ビジネス〟
【1.根拠のない主祭神】 主祭神は「御親元主真光大御神(みおやもとスまひかりおほみかみ)」といい、「主(ス)の神」「主の大神(おおかみ)」とも呼んでいる。 教団ではこの神を「神道の天照大神、仏教の聖観音、キリスト教のヤハエ、回教のアッラーの神と呼ばれる、これらの神や菩薩の大元の神である」などと主張している。 【2.インチキの定番:神理正法の教え】 教団では「神様のご計画」などと称して、 「主神(スしん)は、神の世界を地球上に造るために人間を創造したが、人間は物欲にとらわれ罪を重ね、主神との交流ができなくなった。主神は釈迦やモー ゼ、マホメットなどの聖者を世に送ってこれにブレーキをかけようとしたが効果がなかった。主神は仕方なく、人類の物質文明を行き詰まらせることを決意し、 <火の洗礼>によって地球と人類を浄(きよ)め、次の新しい文明への再出発をさせようとしている。その実現のために、初代教え主・岡田光玉を通して、人類 に火の洗礼が到来することを知らせるとともに、洗礼から逃れる方法として<手かざし>による真光の業(まひかりのわざ)を与えた」という「神理正法(しんりせいほう)の教え」なるものを説いている。 【3.脅しの定番:不幸が起こる原因】
教団では、病・争・貧などの不幸が起こる原因は、 【4.中身の無い修行】
信者は、日々の修行においては以下の2つを使用している。 【5.〝手かざし〟は子供だましの定番】 この「手かざし」なるものは、岡田光玉が立教前に入信していた「世界救世教」と同じ類のものである。 教団では「不幸の原因をすべて解消し、人々を幸福へ導く具体的な方法が<手かざし>だ」などと主張し、さらに「人だけでなく、食品や水、動物、機械その他 に施しても効果があり、死にかけた動物がよみがえったり、動かなくなった機械や時計が動き出す」などと、常識では考えられない奇跡話を売り物にしている。 物事には、すべからく「原因」があって「結果」が生じるのは当然だが、この当たり前の道理を無視したものがこのような「奇跡論」であり、実に非常識な、子供だましの俗信的発想である。 それに、手かざしで人々の不幸の原因を解消できるなら、なぜ教団の跡目争いを解決できずに分裂したのだろうか=手かざしなどに何も効力がない一つの証左と言える。 【6.荒唐無稽な仏教利用】
岡田光玉は、「釈尊(お釈迦様)は、主神から遣わされた」などと勝手な主張をしているが、釈尊が説いた八万法蔵といわれる膨大な経典のどこを見ても、そんな馬鹿げたことは一切述べられていない。 【7.霊魂憑依思想は脅迫観念】
教団は、現実世界の背後に「先祖霊や怨霊・動物霊などの霊界がある」などという、霊界・霊魂説を盛んに主張、しかも、人間のあらゆる不幸現象
のうち80%がそれらの霊魂による「霊障」であるなどと、人々の俗信をさらに煽るようなことを言っている。 |